出生証明書2 [雑記帳]
昨日頂いたコメントの中に、出生証明書と、大学の、卒業証書の名前が違うケースがあった、という話を頂いた。
詳しくは、昨日のコメントを見ていただければ分かるのだが、この国では、出産に携わった
第三者である、病院のミッドワイフや産婆さんが、出生証明書を作成する場合が多い。
自分の子供に対してもそうなのか知らないが、スペルがちょっと違うくらいなのは、全然平気だ。
親も、それを良くチェックもせず、役所に届けて届けてしまう為、こういう、結果を招くことになる。
ひどい話の例えだが、私の知り合いに、JOYという女性がいる。
彼女は、ずっと自分の名前をJOYだと思っていた。
ところが、出生証明書を取り寄せたとき、自分の名前が見つからなかった。
そこで、母親に尋ねると、
『そういえば、あなたの本当の名前は、「マリセル」だったような気がする』、
と言われ、マリセルで、出生証明書を取り寄せると、果たしてあった。
詳しく理由を聞くと、彼女が1歳にもならない内に、両親が別れて、母親が子供を引き取った。
その時に、彼女の父親が名づけた「マリセル」、と言う名前を母親が、気に入らず、「JOY」と言う名前に、勝手に替えてしまったのだそうだ。
当然、出生証明書は、昔のままの、「マリセル」で、変更は出来ない。
母親が、改名のことを忘れてしまっていたのと、小学校に入校した時は、出生証明書ではなく、洗礼証明書のほうを提出した為、それに気づかなかったらしい。
やっと、気が付いたのは、彼女が高校に入学した時である。
彼女はそれから、公式には自分に馴染まない、「マリセル」、と呼ばれることになったが、そこはフィリピン、本名よりニックネームで呼ばれることの方が多い為、幸いなことに未だに、「JOY」で通している。
彼女は今度日本人と結婚して、日本に住むらしいのだが、日本では、ニックネームの習慣は、あまりないから、これからはずっと「マリセル」で、通さないとならなくなる。
そのことを、彼女に言うと、「日本人ならショックかもしれないけど、私は生まれ変われたみたいで、うれしい」と、言っていた。
日本人なら大変と思われることでも、この国の人にとっては、驚くに値しない出来事の、ひとつに過ぎなかったのである。
TITLE: こんなケースも・・・
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病院側のミスで出生届けの提出忘れも多いようですねぇ…
by Leo (2007-06-14 03:14)
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知っているケースでは年を間違えていた者がいました(わざとでなく)。
by 富嶽庵 (2007-06-14 03:28)
TITLE: Leoさん
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あっこれは、一番多いと思います。
きちんとエンドースされていないケース、やはり親も確認をすぐにした方がいいですねえ!
病院という『権威』を信じてはいけません。
『権威』のある場所ほど、この国は、いい加減でいけません!!
by moimoi (2007-06-14 03:32)
TITLE: 富岳庵さん
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若く間違えられていたら、いいのでしょうか?
やっぱり、私なら嫌ですが、女性にとっては、いいかもしれません。
でもそういえば、以前クラブで会った女の子が、タレントでまだ日本に行くことが出来た頃、私の本当の年は18なのに、出生証明書が間違えていて17歳になっているので、後1年経たないと、日本に行けない、と言っていました。
それは、おととしの話なので、1年後の去年は、規制が厳しくなったので日本へは、やはり行けなかったでしょう。
可哀相なはなしです。
by moimoi (2007-06-14 03:58)
TITLE:
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女房の姉が同じケースでした。
病院で間違えたそうです。
by yutaro (2007-06-14 04:18)
TITLE: yutaroさん
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世界各国で、間違い探しゲームをすると、間違いなくフィリピンは一番でしょうか(笑^^)
冗談はさて置き、間違えられた本人、たまったものじゃあありません。
仕事や結婚にも、影響することしばしばです。
病院で働いている人は、それを分かってないのですかねえ???
by moimoi (2007-06-14 04:43)